Icon Restoreはデスクトップに並べたアイコンの配置を記憶し、その後変更があっても元に戻してくれるツールです。デスクトップによく使うファイルやショートカットを置いて、いつも決まった位置から必要なものを呼び出すのは効率的です。しかし、画面の設定を変更したり、何かの都合でアイコンを自動整列させたりしてしまうと、いつものアイコンがどこかに行ってしまって不便、ということになります。このような事態に備えて、導入しておきたいのがIcon Restoreです。
Icon restoreでできることは、現在のアイコン配置を記憶することと、記憶した状態に戻すことの2つです。インストール後、「マイコンピュータ」や「ごみ箱」などWidowsのシステムアイコン上で右クリックすると、「Save Icon Layout」「Restore Desktop Icon Layout」のメニューが現れるようになります。アイコンを適切な位置に配置したら、Saveでそのレイアウトを保存しておきます。その後、配置を戻したくなった時には再びごみ箱などを右クリックし、Restoreを選択するだけで復元されます。
インストール画面は英語で表記されています。インストールが終わってもごみ箱などをクリックするまでは何も変化がありません。また、Windows XPの設定状況によっては、デスクトップにマイコンピュータなどは表示されていないので、ごみ箱から操作する必要があるでしょう。Restore時には、Windowsの「アイコンの自動配列」設定を解除しておく必要があります。
Icon restoreはアイコン配置を元に戻すためだけのツールなので、複数の配置を保存して使い分けることはできません。その分操作が少なくストレスもありません。「アイコンのベストポジションは決まっているので、時々最適配置に戻せたらそれでいい」という人に適しています。
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